ネタバレ注意 summer pockets 感想考察

今回は個別ルートについて書いていきます

 

私は鴎→蒼→紬→しろはの順で攻略しました

蒼ルートとしろはルートは物語の核心に迫る情報が多く出てくるので後に回した方が良いかもしれません 

 

 

  • 鴎ルート

 母親のかいた絵本の世界を再現しようとし、その途中で死んでしまった鴎は死んだことに気づかないまま幽霊になり、主人公の力を借りながら遂に夢を叶えるというストーリー。

 一夏の冒険のワクワク感がうまく描かれており、この季節にプレイするにはぴったりでした

「教えてあげないよ、じゃん」というセリフに主人公はイライラしていましたが、個人的には癒されました スーツケースは鴎が足が悪いことを周りに知られないために杖代わりにしていたものであり、中身にそれほど意味が無いという伏線の回収は見事でした 特に物語に考察する余地はなかったような気がします

 

  • 蒼ルート

 自分のせいで昏睡状態になってしまった姉の藍を救うため、死んだ人間の記憶を持つ「七影蝶」の中から藍の記憶を持つ蝶を探すというストーリー。

遂に藍を目覚めさせる事が出来た蒼は、死人の記憶を見過ぎでしまったせいで自身の記憶も失ってしまうわけですが、ラストの主人公が今にも消えてしまいそうな蒼をおんぶをしているシーンには涙ぐんでしまいました  藍というシスコンキャラもいい味を出しており、その後のストーリーをFDなどで見てみたいです

  • 死んだ人間の記憶が七影蝶になるのに、昏睡している藍の記憶も七影蝶になっているのは何故か
  • 藍の死ぬわけにはいかないというこの世に対する未練のおかげ 蒼と仲直りしたいという気持ちが、本来死ぬはずであった運命を変えて七影蝶となって島にとどまったからだと思われます

 

次は紬としろはルートについて書きたいと思います